低刺激な化粧品はこう選んで。肌を想った化粧品選び

■低刺激な化粧品の選び方

 

・低刺激とは

 

肌の水分と油分のバランスを保つ、皮膚の一番上、表皮にある角質層の細胞間脂質。あの有名なセラミドを主な成分とし、他には遊離脂肪酸、コレステロール、コレステロールエステルなどで構成されている構造体です。潤いのある肌は、きっちりと美しくレンガが積まれているようなイメージになるでしょう。

 

もし、セラミドが不足すると、レンガの整列が崩れてしまいます。水分が減り、油分とのバランスがとれなくなるからです。これまで、外からの刺激を跳ね返す力(バリア機能)を持った健康な肌であっても、一度バランスを崩してしまうと、ある時を境にバリア機能を失った敏感肌になってしまうことがあります。そうなると、かゆみや炎症が頻繁に現れて、お手入れにも支障をきたしてしまうことになるでしょう。

 

常時、角質層が傷つき、バリア機能が低下している状態ですから、ただ化粧水をつけるだけでもヒリヒリしみたり、赤みが出たりなどのトラブルが発生してしまいます。そうなると、さらに乾燥を招く悪循環を繰り返しますので、一般的な化粧品類では刺激を感じて合わなくなってしまうため、その刺激をできる限り少なくしようとしたものが、低刺激と呼ばれるものになります。

 

 

・低刺激化粧品の基準

 

肌にトラブルを抱えていたり、乾燥肌だったりすると、化粧品の成分をよく見た上での購入や使用が需要になります。特に、低刺激化粧品をおすすめしますが、どんな成分に注意をしたらよいのか、代表的なものを5つ挙げていきます。

 

①パラベン(メチルパラベン/プロピルパラベン)…防腐剤として含まれますが、アレルギーを誘発する可能性大です。

②合成界面活性剤…水分と油分の調整役として使用されますが、角質層を刺激するために、肌のバリア機能を失う可能性大です。

③エタノール・ベンジンエタノール…パラベンと同じく、保存料や防腐剤として含まれますが、肌が乾燥しやすくなったり、アレルギーが出たりする肌質もあります。

④香料…ほとんどが合成香料での香りづけです。いくつもの化学物でできているので肌に合わない成分でできている可能性があります。

⑤合成ポリマー…肌の表面に膜ができ、密着度が高くなります。人工的な被膜となりますので、落とす時に強い洗浄力が必要で、結局は、肌あれを繰り返す原因になり、刺激の負担を大きくしてしまうことがあります。合成界面活性剤と一緒に使用した場合、肌のバリア機能を破壊する可能性が高くなります。

 

さらに、美白化粧品に含まれることが多いハイドロキノンという成分ですが、刺激性はありますので、パッチテストや試供品で様子を見てからの本格使用をおすすめします。

 

 

・低刺激化粧品がおすすめのひと

 

通常、約28日周期で行われる、ターンオーバーという新陳代謝を促す機能が肌にはありますが、加齢や環境の変化、体調不良による周期の変化で、肌がトラブルを抱えてしまうことが起こってしまいます。そうなると、せっかくの基礎化粧品をはじめとするお手入れをしたとしても、元々の肌状態が弱っていますから、健康な肌が潤いを保つ状態と同じだというわけにはいきません。すでに、通常の状態で乾燥肌になってしまったとしたら、それも同じことがいえるでしょう。

 

弱ってしまっている状態の肌は、ちょっとした刺激にも敏感ですから、直に肌につける化粧水やクリーム類などには、特に注意をしたいものです。うっかりとして適当に化粧品を使用してしまうと、さらに肌のコンディションを悪くしてしまいますから、低刺激化粧品の使用を徹底したいものです。

 

美白化粧水などを使用したいのであれば、成分の刺激も一般化粧水よりは強くなりますから、継続のお手入れをするためには一層の配慮をして、化粧水などを選んでいきましょう。

 

 

 

■おすすめの低刺激美白化粧品

 

・サエル ホワイトニングローション クリアリスト

 

敏感肌女性から圧倒的支持を集める、ディセンシアのサエルシリーズ。「シミができやすい」、「美白が効きにくい」という特有のサイクル事情を抱えた敏感肌に「ビタミンC誘導体」配合の成分を届けることを可能にする、救世主ともいえる化粧品だからです。まず、朝と夜、低刺激美白化粧水として使用したいのが「サエル ホワイトニングローション クリアリスト」になります。

 

特許応用技術のヴァイタサイクルヴェール®がバリアとなって、角層細胞ひとつひとつをサポートしていくと同時に、通常の4倍の浸透力を持つセラミド(セラミドナノスフィア)の保湿カバーによって、ターンオーバーを正しく導きます。

 

ハトムギ種子抽出の成分がセラミドの配列を整えていき、内側からの肌を輝かせ、美白成分が届くように、天然成分のコウキエキス、ムラサキシキブエキス、アルニカエキスが肌にアプローチをしていきます。抗炎症作用成分により、美白だけではない、敏感肌の改善も行いますから、これまでにない透明感を実感できることでしょう。

 

ローズ、ローズマリーなど、香りにまで低刺激成分に配慮し、敏感肌女性のお手入れに軽やかさを届けます。

 

内容量:125mL

定期会員価格:4,374円(税込)

通常価格:4,860円(税込)

備考:医薬部外品

 

 

・ETVOS(エトヴォス) 薬用アクネVCローション

 

ETVOSのスキンケアは、皮膚科学に基づく医学博士監修のもとで商品開発されています。その中の一つが、「ETVOS 薬用アクネVCローション」。大人ニキビや吹き出物、キメの乱れ、くすみ、シミ、そばかすなど、敏感肌から起こりやすい肌のトラブルを改善しながらの美白ケアにはおすすめです。

 

肌への刺激物となる、シリコン、パラベン、オイル(植物油、鉱物油、動物油、エステル油、シリコン油などのオイル全般)、界面活性剤、鉱物油、香料、着色料不使用で肌に優しく、有効成分として配合しているのが、進化型ビタミンC誘導体といわれる「VC(ビタミンC)エチル」となります。

 

進化型といわれる通り、皮膚内で即ビタミンCとして作用する即効性、72時間作用する持続性が特長で、自信を持って働き、保湿成分もたっぷり。乾燥肌だけでなく、オイリースキンにも嬉しい働きをしてくれます。特に、これまで何をしても手こずって悩んでいた大人ニキビや吹き出物も解決の道が開けそうです。

 

内容量:150mL

定期コース:3,420円(税別)

通常価格:3,800円(税別)

備考:医薬部外品

 

 

・HANAオーガニック フローラルドロップ

 

美容成分は、バイオエコリア、ローズマリー、ハチミツ、ハトムギ。精油は、ダマスクローズ、クラリセージ、ゼラニウム、イランイラン、ネロリ、ラベンダー。徹底したオーガニック100%にこだわって化粧品開発を続けるのが、HANAオーガニックのスキンケアシリーズ。その徹底ぶりは、オーガニック認証団体の世界基準とされる、フランスのエコサートを基準にしています。

 

HANAオーガニックのスキンケアシリーズの化粧水となるのが、「HANAオーガニック フローラルドロップ」。その凄さは、 水を一切使わない、ダマスクローズの花びら3,000枚分のエッセンスが配合されているところからもうかがい知ることができます。

 

ローズポリフェノールを主成分とした抗酸化力がシミ、くすみに優しく働きかけ、集められたオーガニック成分が自律神経の乱れや常在菌のバランスの乱れを修復。植物からのアプローチにより、心身両面からのサポートをしてくれます。ミスト状になっていますから、呼吸器からも天然成分が吸入され、自律神経にアプローチすることができるのです。

 

内容量:80mL

会員価格:2,848円(税別)

定期便価格:2,834円(税別)

通常価格:3,334円(税別)